【セミナー】YRP、次世代通信方式のねらいと技術を学ぶ講座 | RBB TODAY

【セミナー】YRP、次世代通信方式のねらいと技術を学ぶ講座

ブロードバンド テクノロジー
YRP
YRP 全 1 枚
/
拡大写真
 横須賀テレコムリサーチパーク(YRP)は、若手研究者(それ以外も歓迎とする)を対象に、原則20名の定員で徹底修得を狙うゼミ形式の講座を行っている。今回、9月30日(金)~10月1日(土) の日程で、「次世代携帯通信方式~WCDMA/HSPA+/IMS/SAE/LTE/LTE-Advanced のねらいと技術~世代携帯電話 HSPA/HSPA+/IMS/SAE/LTE/IMT-Advanced のねらいと技術」と題した講演(有料)を、 上智大学理工学部情報理工学科の服部教授が行うこととなった。


●講座名


「次世代携帯通信方式~WCDMA/HSPA+/IMS/SAE/LTE/LTE-Advanced のねらいと技術~世代携帯電話 HSPA/HSPA+/IMS/SAE/LTE/IMT-Advanced のねらいと技術」

●内容
http://www.yrp.co.jp/company/kenshu/kenshu_tsushin.html

 本講議は、 3GPPで標準化を行い世界に導入され主流となっている携帯電話システムについて、3世代、3.5世代、3.9世代、4世代のサービス、方式およびその技術について、その考え方および技術の詳細を解説する。また、これらの延長であるフェムトセルおよび SONについても紹介する。これらの一連の流れにより思想的な背景と技術革新がどのように行われて来たかについて理解を深めることを目的とする。まず、社会のパラダイムシフトと携帯電話の世界の市場動向を紹介する。システム対応の加入数の伸び、および端末、特にスマートフォンの市場を紹介する。次に、方式全体の流れとその特徴とブレークスルーについて述べる。次に周波数のバンドクラスと世界の周波数利用について紹介する。さらに、我が国におけるLTEの事業者への割り当てと2010年以降の中長期の電波政策と割り当て方針を紹介する。
 次に、各方式ごとにシステムのねらい、サービス、アーキテクチャ、チャネル構成、プロトコル、信号方式、伝送基盤技術について述べる。まず、3GPPシステムの基本であるW-CDMAについてその考え方と前記の各項目について述べる。W-CDMA は、符号分割多元接続をベースとして、回線交換とパケット交換の複合であるが、本格的なパケット伝送の導入が行われ、その構造と特徴と基本技術を紹介する。次に、パケットの高速化として登場した HSPA/HSPA+ について技術的な特徴とその効果を述べる。HSPA+ は Release8-10 の標準化について述べる。次に、IP をベースとした本格的マルチメディアサービス提供のためのIMS の位置づけ、アーキテクチャ、機能エンティティを示す。更に3Gと4Gを複合的に提供するアーキテクチャであるSAEについて紹介する。 SAEは、固定・移動の融合となる非常に重要な構造である。次に、3.9世代である LTE(Long Term Evolution) について、その考え方、方式構成、プロトコル、チャネル構成、下り伝送 OFDMA 技術、上り伝送と SC-FDMA技術、 LTE の MIMO 技術、プリコーディング技術などについて述べる。また、 LTE のためのチップ開発の動向、ベンダーや事業者の LTE への取り組み状況を示す。併せて LTE-TDD の動向を紹介する。最後に、4世代である。 LTE-Advanced について、 ITU での取り組み、ねらい、特徴的技術今後の予定について紹介する。

【課題について】 レポート及び授業で演習問題を解く。

開催日:9月30日(金)~10月1日(土)
場所:上智大学(四ツ谷)
授業計画:http://www.yrp.co.jp/company/kenshu/kenshu_tsushin.html

《RBB TODAY》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース