NEC、あらたなクラウド拠点「NEC関西第二データセンター」を稼働開始
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「NEC関西第二データセンター」は、西日本地区のデータセンター需要増に応える主力データセンター整備の一環として開設されたもの。クラウドサービスの提供だけでなく、顧客システムの預かりにも対応可能なハイブリッドなデータセンターとなっている。また災害リスクの低い立地で、停電時に無給油で48時間以上給電可能な自家発電設備、2回線受電方式(本線予備線受電方式)を含む冗長化された電源設備を設置した。
セキュリティ面では、生体認証と不正通行を防止するシステムによる厳重な入退出管理を実現しており、FISC(金融情報システムセンター)発行の『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準』の設備基準に準拠している。
NECではこれまで、クラウドサービスを提供する中核拠点として、全国10か所の「主力データセンター」を強化・拡充してきたほか、自治体・地域企業からのアクセスを重視した、地域密着型でデータセンター機能を提供する「地域データセンター(現在全国44か所)」を各地域のパートナーと整備している。NEC関西第二データセンターは、既設のNEC関西データセンター(旧称:NEC大阪データセンター)のユーザーは両データセンターを組み合わせワンストップで利用することが可能。
《冨岡晶》
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