国立天文台、パロアルトネットワークス製ゲートウェイ「PA-4020」を導入 | RBB TODAY

国立天文台、パロアルトネットワークス製ゲートウェイ「PA-4020」を導入

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PA-4020
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 パロアルトネットワークスは25日、学術情報ネットワーク(SINET4、サイネット・フォー)に接続する対外ネットワークのゲートウェイとして、国立天文台がPA-4020を導入し、約1年間の段階的な移行作業を終え、本格運用を開始したことを発表した。

 国立天文台は、理論・観測の両面から天文学を研究する研究所であり、世界最先端の観測施設を擁している。また大学共同利用機関として全国の研究者が共同利用するため、ネットワークは重要なインフラになっている。そのため、さまざまな研究分野の研究者が、それぞれ運用ニーズに従ったネットワークのルールを必要とし、アプリケーショントラフィックを確実に識別することによる脅威リスクの排除が望まれていた。

 今回国立天文台は、テスト環境および運用系ネットワークにおいて、約1年をかけルールを再定義し、段階的に移行作業を行って本格的な運用を開始。ルールの適用については、研究者が自ら運用ルールをWebサイトで申請・データベース化し、自動的にPA-4020にインポートする利用登録システムを構築した。現在、国立天文台のアプリケーションや文字列などを識別し、他拠点とのIP-SecVPN機能をPA-4020に移管する作業を進めており、今後は平行運用しているIPSも統合化して、さらに運用効率を高めていく計画とのこと。

《冨岡晶》

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