NTT Com、企業向けコミュニケーションサービスで「UCaaSプラン」提供開始
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「Arcstarユニファイド・コミュニケーション・サービス」は国内外シームレスな企業向けコミュニケーションサービス。日系通信事業者として初めてグローバルなクラウド型UCaas(Unified Communication as a Service)サービスを提供するもので、8月31日より提供を開始する。
あわせて、海外拠点などからの外線発着信を実現する「SIP Trunking(シップトランキング)プラン」の提供国を拡大。「UCaaSプラン」と「SIP Trunkingプラン」を併せて利用することで、グローバル規模で円滑なコミュニケーションと、低価格かつ安定した品質の外線発着信を実現可能となる見込み。
「UCaaSプラン」では、IP電話機能だけでなく、メッセージング機能(ボイスメール、インスタントメッセージ)やプレゼンス機能(在席確認など)、電話・ビデオ・Webによる会議機能など複数の機能を、固定電話やPC、スマートフォンなどさまざまな端末で利用可能となる。国内だけでなく、「ArcstarグローバルIP-VPN」サービス提供国を中心に世界各国で提供するため、グローバル規模で同じサービスが利用できる。社内の固定電話や移動時の携帯電話など、業務上で使用する電話の全着信を1つの電話番号に統合し、利用者がどこにいても、指定した端末へ着信させることができる。なおシスコシステムズ合同会社の「Cisco Hosted Collaboration Solution」をプラットフォームとして採用している。
「UCaaSプラン」の利用により国内外問わず拠点間通信は定額で利用可能になり、さらに、「SIP Trunkingプラン」を組み合わせることで、通話料の負担の大きい海外への外線発信も低価格で利用できる。月額利用料は、基本料金が36,000円/企業 ~、ゲートウェイ料金が10,800円/拠点 ~、定型メニュー料金が900円/ID~の合算となる。なお別途NTT Com VPNサービスの料金が必要。
「SIP Trunkingプラン」の提供国拡大については、すでに提供開始しているシンガポールをはじめ、香港、イギリス、オーストラリアなど世界15カ国へ提供可能となる。今後2012年3月末までに、主要世界30カ国程度へさらなる提供国の拡大を予定している。
《冨岡晶》
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