九大、独自無線中継技術で地域Wi-Fi化のコストを低減…ケーブル敷設コストを7分の1以下に
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従来、広域なWi-Fi空間の構築には多数のLANケーブル配線が必要だが、無線中継技術によってLANケーブル敷設にかかるコストを7分の1以下にまで低減した。同技術を組み込んだ多数の無線LANアクセスポイントを天神地下街に設置し、総延長1.2kmの地下商店街全域をWi-Fi空間化することに成功したとのこと。Wi-Fi空間の低コスト構築技術を確立したことにより、Wi-Fiのエリア拡大が容易となることが期待されるという。
PicoCELAは、九州大学大学院システム情報科学研究院の古川 浩教授が代表を務める「MIMO-MESHポイントの開発」プロジェクトの成果を事業化するべく設立された企業。今回、小型無線中継Wi-Fiアクセスポイント「PCWL-0100」を提供し、従来スポット的であったWi-Fiエリアを、複数台の「PCWL-0100」が連携することによって広域化させた。
天神地下街では、Wi-Fiサービス「てんちかWi-Fi」を1日より提供開始している。
《冨岡晶》
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