クアルコムのSnapdragonとGobiが採用されたWindows 8搭載プロトタイプPCが公開
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クアルコムとマイクロソフトは、次期Windowsにおいての協業をすでに発表している。今回、米国カリフォルニアで開催されている「Microsoft BUILD Conference」(米国時間16日まで開催)の基調講演にて、マイクロソフトは、クアルコム製のSnapdragonおよびGobiを採用したWindows 8搭載プロトタイプPCを披露した。
クアルコム製の次世代Snapdragonモバイルプロセッサーは、第三世代/第四世代(LTE)通信のマルチモードに対応したオールインワンのチップセットシリーズ。多彩なCPUコアの構成により、多様な端末に対応する。また、クアルコム製のGobi無線通信モジュールは、Windows 8搭載PCの第三世代/第四世代(LTE)通信への常時ワイヤレス接続を可能とする。さらに、Gobi無線通信モジュールは、事前認証されたマルチモードの第三世代/第四世代(LTE)通信モジュールであるため、ハードウェアメーカーはWindows 8搭載PCの接続認証が容易に行なえるという。
なお、Snapdragonプロセッサーとともに、クアルコムアセロスの「WCN3660」コンボチップはデュアルバンド対応無線LANやBluetooth、FMをサポート。Windows 8に全面対応した初の802.11n対応無線LANソリューションだとしている。
《加藤》
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