太陽光発電システムの市場規模は6500億円で前年度比70%増……矢野経済調べ
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需要の内訳は「住宅用太陽光発電システム市場」が構成比77.0%を占め5045億円(前年度比151.3%)、「公共・産業用太陽光発電システム市場」が構成比23.0%を占めて1508億円(前年度比289.2%)であった。
住宅用太陽光発電システムは、2005年度の1784億円でピークに達したものの06年度・07年度に縮小。しかし政府導入助成制度の再開などを背景に2008年度から拡大に転じた。さらに2009年11月からは余剰電力の固定価格買取制度がスタートし、市場の拡大が加速した。
同研究所はまた、海外太陽電池メーカーの参入が本格化したことも報告。2010年度はシェア13%を獲得したと推計しており、国内太陽光発電システムの導入量1,125MWのうち13.0%に相当する146MWが海外メーカー製太陽電池モジュールを採用した太陽光発電システムであったという。
今後の市場動向については住宅用、公共・産業用ともに順調な成長を続けると予測。住宅用については余剰電力買取制度が、また公共・産業用については2012年度に開始される予定の再生可能エネルギー電気の全量買取制度により急拡大するものと推測する。2015年度には1兆4,797億円(2010年度比225.8%)に、また2020年度には1兆7,250億円(2010年度比263.2%)まで拡大すると予測している。
《RBB TODAY》
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