国内データセンターネットワークインフラ市場、2009年からV字回復中
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2010年の国内データセンターネットワークインフラ市場は、企業ITリソースのデータセンターへの集約化や、インターネット上で提供されるサービス設備の増強を背景として大きく拡大。市場規模は、前年比18.4%増の505億6,400万円となり、2009年のマイナス成長から2桁成長へと回復した。また、2011年もインターネット上のサービス拡張や企業のデータセンターへの投資は持続するとIDCではみており、市場規模は551億5,100万円で9.1%の前年比増となる見込み。
中長期的にも、2012年以降も成長を持続するとみており、特に2013年までは高い成長が予測されており、同市場の2010年~2015年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は6.5%、2015年には691億3,400万円に達すると予測された。また、データセンターネットワークインフラ市場のいずれの製品分野も、2010年~2015年のCAGRはプラス成長と見られ、短期的にも中期的にも成長率が高く、将来性の高い市場であるとIDCでは分析している。
《冨岡晶》
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