[産業交流展11]東京墨田区の中小企業、EVの3号車を開発中
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同社は板金やプレス加工を手掛ける企業で、墨田区からの依頼を受け、早稲田大学と共同でEVの試作車『HOKUSAI』を2010年に製作。しかし、ナンバー取得ができなかったため、すぐに2号車の製作に取りかかった。
そして約3か月後に完成。それが今回展示されている「II」だ。全長1900mm、全幅1000mm、全高1400mm、重量300kgで、乗車定員は1名。バッテリーは鉛を使用し、3~4時間の充電で約30kmの走行ができる。最高速度は時速30kmだ。
「まだまだ問題点が多く、イベントをやるたびに区のほうから改善要求が来て、その都度改良を行っている状況です。そこで現在、区の利用ニーズにより合った3号車を開発しているところです。来年のスカイツリーの開業までには披露し、その開業イベントで走らせたいと考えています」と同社関係者は話す。
いずれにしてもこのEVの製作によって、同社を見る周りの目が大きく変わったという。問い合わせが殺到し、工場を見学する人も増加。なかには新たに取引を持ちかける企業もあり、最近、大手タイヤメーカーのブリヂストンと取引をするようになったそうだ。
《山田清志@レスポンス》
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