震災の影響を克服、レーザープリンタ出荷台数が7-9月期にプラス成長……IDC調べ
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インクジェットプリンタ、総出荷台数は前年同期比4.8%増で109万台……IDC調べ

インクジェットプリンタ製品の総出荷台数/前年同期比は118万台/9.5%増。内訳は、インクジェットプリンタ(プリンタ単機能型)が19万台/5%減、インクジェットMFP(プリンタ・コピー・スキャナ機能一体型)が99万台/12.8%増で、インクジェットMFPの占める割合は2.4ポイント増の83.9%となった。
市場は、クラウド経由のプリントやスマートフォンからのダイレクトプリントが可能なネットワーク(無線LANなど)対応モデルがユーザーの関心を集め、第2四半期(4~6月期)から引き続き東日本大震災の影響が軽微なものとなった。しかし、第4四半期(10~12月期)は10月のタイ洪水被害から受ける影響が懸念される。
レーザープリンタ製品の総出荷台数/前年同期比は22万6千台/7.8%増。内訳は、カラーレーザープリンタが6万8千台/12.4%増、モノクロがレーザープリンタ15万8千台/6%増となった。市場は、第1四半期(1~3月期)から第2四半期にかけて、震災の影響もあり前年同期比マイナスを記録したが、第3四半期で回復したことになる。
レーザーMFP製品の総出荷台数/前年同期比は15万9千台/2%増となった。カラー/モノクロのいずれもレーザーMFPは、第1四半期で前年同期比がマイナスとなったが、第2四半期でプラスに転じると、第3四半期でもプラス成長を維持した。
《加藤》
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