フィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction」、閉鎖サイト数が50万を突破
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FraudActionは、フィッシングサイトを検知すると監視を開始し、ホスティング事業者と協力してフィッシングサイトを閉鎖するサービス。FraudActionの中核センターであるAFCC(Anti-Fraud Command Center:不正対策指令センター)では、130名以上のフロード・アナリストが24時間365日体制で、顧客企業とその顧客をフィッシング詐欺から保護している。2003年からサービスを開始し、日本では2006年7月から提供開始、金融機関を中心に41社が採用しているという。
米国で活動しているフィッシング対策の非営利協会「APWG(Anti-Phishing Working Group)」によると、2011年上半期でのフィッシング攻撃数は、115,472件。これは前年同期の48,244件から2倍以上も増加しており、2010年の1年間とほぼ同数となっている。
FraudAuctionの閉鎖サイト数は年々増加の傾向にあり、2011年は14.1万サイト。この数はサービス開始後5年間の累計閉鎖数(2008年までで11.7万サイト)より多くなっているという。RSAでは、FraudAction採用顧客は、2011年上半期だけでフィッシング攻撃による5億2,000万米ドル相当の損失を回避できたとしている。
《冨岡晶》
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