Intelでは、携帯電話端末ベンダー向けにAtomスマートフォンのリファレンス設計を用意しており、講演の中ではこのリファレンス機によるデモンストレーションも披露。4インチのディスプレイを搭載しており、1460mAhのバッテリーを使用した場合、連続で6時間のHD動画再生または45時間の音楽再生が可能という。
通話時間は8時間、待ち受け時間は14日間。そのほか、800万画素のカメラを搭載しており、秒間15コマの高速連写が可能となっている。
Otellini氏は「小さな機器も大きな機器も、家庭にいるときもオフィスにいるときも移動中も、すべてのコンピューティング体験には一貫性がなければならない」と述べ、すべての情報機器にIntelアーキテクチャを提供し、あらゆるシーンで共通の高品質なコンピューティング環境を実現していくことが同社の役割であると強調した。