富士通グループ、国内外関係会社約500社のコミュニケーション基盤をプライベートクラウドで統一
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
全社員が同一の情報ツールを利用することで、グローバルにシームレスな情報共有、グループ会社間のコミュニケーションの活発化を図るのが狙い。たとえば、受信メールには送信した相手の状況がプレゼンス情報として表示されるため、状況に応じて適切なコンタクトを取ることができる。音声・ビデオ会議などを即座に開始することも可能。
社内SNSの導入、タブレットやスマートフォンなどのICT機器の積極的な活用により、場所と環境を選ばない情報共有やコミュニケーションも実現。加えて、認証基盤も統一する。これらの基盤にはプライベートクラウドを採用するほか、Microsoft社、Cisco社の製品・サービスを組み合わせて構築する。富士通では、2012年4月より国内グループ会社への展開、2013年度までに海外を含めたグループ全体での統一を目指すという。
さらに、グローバル展開している日本企業に対し、今回の実践ノウハウをもとに、システム検討から構築・運用までのトータルなサービスを提供する。製品導入だけでなくネットワーク構築や海外の現地企業のサポートなどもグループ企業と連携し対応する。
《冨岡晶》
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