スマホ乗り換えで、有料コンテンツの購入行動に変化……ドコモ・ドットコム調べ
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この調査では現在のスマートフォンユーザーを、フィーチャーフォンを所有していた頃とスマートフォンを所有してからのコンテンツの購入状況を軸にA~Dの4グループに分類。さらに各グループのデモグラフィック、趣味嗜好、ライフスタイルなどに関するデータを加えることで今後、どのような層にどのようなコンテンツが受け入れられるのかを探ったものとなっている。
この調査ではグループA「有料コンテンツをスマホでもフィーチャーフォンでも購入」、グループB「有料コンテンツをスマホでのみ購入」、グループC「有料コンテンツをフィーチャーフォンでのみ購入」、グループD「購入経験なし」の4グループに分類。それによると、グループA…25.4%、グループ…B14.4%、グループC…19.2%、グループD…41.0%となった。また3割以上のユーザー(グループB+C)がスマートフォンに変えたことでコンテンツの購入に何かしらの変化があった。
各セグメントについて調べたところ、グループCのユーザーは平均年齢が33.6歳と若く、他のグループよりも女性の割合が多かった。また平均年齢の若いグループA・Cは独身者が少し多めに含んでいた。平均世帯年収では年齢層の高い男性がもっとも高くなったが、お小遣いでは独身男性の多いグループAが高かった。
有料コンテンツのジャンル別購入状況を、スマートフォンとフィーチャーフォンで聞いてみたところ、どちらも「ゲーム」に人気が集中。各セグメントごとの状況を細かく見ていくと、スマートフォンではグループAが「音楽ダウンロード」「コミック/小説/雑誌/写真集」「動画」など余暇を楽しむためのコンテンツが高めになっているのに対し、グループBは「仕事効率化/便利ツール」「教育/学習」「辞書/辞典/翻訳」などビジネスシーンや自己啓発での利用が想起されるコンテンツが高め。一方、フィーチャーフォンはスマートフォンよりも「音楽ダウンロード」の人気が高く、特にグループCはこの傾向が非常に強く出た。逆にスマートフォンでは「ゲーム」に次いで2番目に人気の高かった「仕事効率化/便利ツール」の人気は低かった。
有料コンテンツ未利用者にどのようなコンテンツならお金を支払っても良いと思うか聞いた結果、「価格
が安くて購入しやすい(36.1%)」「ユーザーからの評価が高い(22.8%)」などの条件が高くなった。また、グループCは、「以前、携帯電話(フィーチャーフォン)で使っていたサイトが、スマートフォンに対応したら(23.0%)」とフィーチャーフォンコンテンツのスマートフォン対応を望む声も高くなった。
《冨岡晶》
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