疑惑を晴らせるか!公正労働協会がアップルの依頼受け中国の工場を調査
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
中国の深センにあるフォックスコンの工場に調査団を派遣し、数千人の従業員から職場環境、賃金、労働時間などについて調査する。また、工場内や寮などの施設についても調査する。
フォックスコンの工場はiPhoneなどアップル製品を製造しているが、米ニューヨーク・タイムズの記者が取材し、従業員が極めて劣悪な労働環境にあると報道して注目を集めていた。報道によると、従業員は週6日、1日12時間といった労働を強いられ、自殺者も出ているという。また、四川にあるiPad製造工場では爆発事故が起き、従業員が死亡したと報道された。
こうしたことから一部の消費者は労働条件の改善を求め、アップル製品のボイコットや署名運動をしている。アップルでは疑惑を晴らすためにFLAに加盟し、調査を依頼した。フォックスコンでは調査に全面的に協力するとしている。調査結果は3月初旬頃発表される予定。
《山田 正昭》
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