ベリサイン、病院向けにスマートデバイスで電子カルテを管理するソリューションを提供
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
「ベリサイン 電子カルテ向けスマートデバイスソリューション」は、リモートデスクトップ(RDP)接続で電子カルテシステムの画面を転送し、入力・操作を行う際に、タブレット端末やスマートフォンを利用するもの。スマートデバイスの活用により、回診業務の効率化や端末コスト削減を実現しつつ、MDMや電子証明書により情報漏えいの抑止も実現したのが特徴だ。
アクセス時に、インストールされた電子証明書により端末認証を随時行い、外部からの持ち込み機器を排除、固定された端末のみでのアクセスを実現している。端末の管理は、ベリサインMDMによって、セキュリティ設定の強制適用、リモートワイプ(遠隔操作でのデータの抹消)、VPN接続時に認定端末以外が利用されていないか認証を行うためのユーザ/デバイス認証用電子証明書の遠隔インストールなどを行う。RDP接続により既存の電子カルテシステムに接続することも可能。Bluetooth接続のバーコードリーダーなどの周辺機器にも対応する。最小構成では7,200円(税別)/(年・台)から利用可能(既存のネットワーク環境や電子カルテ端末を活用する場合)。
なおこの2月より、北海道社会保険病院において、順次導入される予定となっている。北海道社会保険病院では、これにより従来の電子カルテ端末より小型なタブレットからでも、バーコードリーダー等を使用し、投与薬剤の患者認証およびデータ入力作業を回診中に病室内で行うことを可能とした。
《冨岡晶》
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