全体の4割が「花粉症」、主な対策は「マスク」と「市販薬」……I&S BBDO花粉症調査
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同調査では、まず全国各地の20代~50代の男女5,000名を対象に、「花粉症」に関する事前調査を実施。「あなたは花粉症か?」と聞いたところ、「花粉症である」と答えた人は38%と約4割にのぼった。また、「いつから花粉症が始まったか?」と聞くと、「今シーズン」が1%、「昨シーズン」が4%、「2年前」が5%、「3年前」が7%、83%が「4年以上前から」という結果になった。
次に、花粉症に対する知識や情報が比較的多いと思われる「3年以上前から花粉症である」と回答した500名に対して、より詳しく「今年の花粉症対策」の実態を調査した。「今シーズン、花粉症の症状は出ているか?」と聞くと、22%が「すでに出ている」と回答。調査をおこなった2月上旬の時点で、すでに5人に1人が花粉症の症状が出始めていることがわかった。
一方で、「今シーズンの花粉症対策は、例年に比べて十分か?」と聞いたところ、36%が「十分でないと思う」と回答。3人に1人は今シーズンの対策不足を感じているようだ。
続いて、「今シーズン行っている、または行う予定の花粉症対策」を調査。その結果、「マスクを着用する」(67%)、「市販薬を使用する」(46%)、「空気清浄機・加湿器を使用する」(34%)、「病院での処方薬を使用する」(34%)といった対策が多くあげられた(複数回答可)。
その結果を踏まえ、花粉症対策の中でも「マスクの着用」に次いで多かった「市販薬の使用」について、「今シーズンは、処方薬と比べて市販薬に頼る機会は増えそう?」と質問したところ、約半数の44%が「増えそう」と回答。その理由としては、「病院に行く時間がないから。(神奈川県・35歳男性)」、「必要な時にすぐに手に入れることができるから。(岡山県・22歳女性)」など、手軽さや購入のしやすさをあげる声が多く見られた。
また、「症状に合わせて、薬を調整できる(埼玉県・42歳男性)」など機能面をあげる回答や、「今年の花粉飛散は少ないらしいので、一旦は医者に行かずに市販薬で乗り切ろうと思う。(大阪府・54歳女性)」など、例年に比べ少ないと言われる今年の花粉事情による回答もあった。
花粉症対策の薬には、発症後すぐ服用することで症状が出にくくなり、また軽症にとどめることが期待できる「抗アレルギー薬」と、すでに発症した花粉症の症状を緩和するために用いられる「抗ヒスタミン薬」がある。そこで花粉症歴3年以上の人に、「花粉症のくすりには、『抗アレルギー薬』と『抗ヒスタミン薬』があるということを知っているか?」と聞くと、「知っている」と答えた人は50%と半数にとどまった。また、「両者の違いを説明できる」という人は16%という結果になり、「実際に使い分けている」という人に至ってはわずか13%だった。
調査を行ったI&S BBDOでは、内服薬の使い分けの一例として、2種類の「パブロン鼻炎カプセル」を紹介している。症状の出始めや、つらくなる前の段階の人には、抗アレルギー薬の「パブロン鼻炎カプセルZ」が、すでに症状が出てしまった人や、つらい症状を今すぐとめたい時には、抗ヒスタミン薬配合の「パブロン鼻炎カプセルS」という風に使い分けると効果的とのことだ。
《RBB TODAY》
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