北陸先端大、12TBメモリ搭載のシミュレーションシステムを導入
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本システムを導入したのは北陸先端大の情報社会基盤研究センター。近年高まる高度で大規模な科学技術計算に対するユーザの要求に応えるために、本センターの情報環境システムにインテル Xeon プロセッサー E7 ファミリー(16コア)を192個(計1,536コア構成)搭載し、128GBのメモリを搭載したプロセッサ・メモリブレード96台 (16コア x 96、 1,536コア)を、NUMAlink5(15GB/秒)ファブリックで多重・多段に結合・構成させ、12TB(128GB x 96、12TB)共有メモリ型としている。
今回稼働を開始したシステムは、「 物質の分子および原子レベルの高速シミュレーションによる物性解析および新材料の開発」「 生体内流れシミュレーションによる疾病の診断・治療支援システム」「個人情報を保護するための暗号化技術の開発や人工知能研究のための推論システム」などに活用される予定。
「SGI UV 1000」導入の理由としては、システム内で大規模で単一のメモリスペースを共有し、大規模な科学技術計算シミュレーションでもメモリの制約を受けることなくプログラムが可能であること、単一のLinuxシステムイメージを持ち高度な並列計算が可能であることなど、教育研究面での利用における利便性を評価したという。
《RBB TODAY》
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