Ruby、国際規格として承認……日本のプログラミング言語で初のISO/IEC承認
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「Ruby」は1993年に、まつもと ゆきひろ氏により発案され、開発が開始されたプログラム言語。豊富な機能と簡便さとを併せ持ち、高機能なアプリケーションを簡潔に記述できる等の特長から、国際的にも活用が進んでおり、セールスフォース・ドットコム社など、クラウドコンピューティング環境などでもRubyが採用されている。
国内では2011年7月に、Rubyの一層の普及と発展を目的とした、一般財団法人Rubyアソシエーションが設立。IPAでは、2008年にRuby標準化検討ワーキンググループを設置し、Rubyの言語仕様の国際規格化へ向けた事業を進めていた。2011年3月にはJIS規格化が完了し、同時に日本工業標準調査会を通じてISO/IEC JTC 1へ国際規格案として提案。今回、ISO(国際標準化機構)およびIEC(国際標準会議)におけるプログラム言語規格の分野で初めて、日本発の言語として承認された。
《冨岡晶》
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