ソニー、4K制作を拡大する新映像制作ソリューションを米「NAB Show 2012」に多数出展
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「Believe Beyond HD」をテーマに、新たな価値を創造するさまざまな映像制作ソリューションを展示。高解像度・ワイドアングルを自然に表現できる毎秒60コマの撮影による映像で、4Kの圧倒的な映像表現を映画制作にとどまらず、スポーツやドキュメンタリーの映像制作領域にも提案する。4Kについては、コンテンツを現行のHD放送でも活用できるよう、高画質HDへの変換や、4Kコンテンツの任意部分切り出しによるHD映像制作などのアプリケーションも提案する。
具体的には、8KCMOSセンサー搭載CineAlta4Kカメラ「F65」で撮影した、業界初の4K/60p映像を公開し、4K“SXRD”プロジェクターで上映するほか、3Gbps光ファイバー伝送を標準搭載したマルチフォーマットスタジオカメラ「HDC-2000」、旋回型リモートカメラ「BRC-H900」、XDCAMメモリーカムコーダー「PMW-100」、大容量1TBと高速5.5Gbpsの転送速度を実現したSRMemory「SR-1TS55」、SRMemoryに対応した小型メモリードライブユニット「SR-D1」などを出展する。
また、プロフェッショナルHDライブ映像制作向けのIP伝送システム「NXL-IP55」、光ディスク技術を応用した次世代の映像アーカイブ・ストレージシステムも展示する。このアーカイブシステムは、コンパクトなカートリッジに12枚の光ディスクを内蔵、1つの大容量ストレージとしてファイルベースでデータを扱うもので、本年秋には、「オプティカルディスク・アーカイブ」の名称で製品化される予定。2012年秋に高速規格USB3.0対応のドライブユニット「ODS-D55U」、本システム専用メディア(モデル名:ODC1500R他、300GB~1.5TB)を同時に発売、順次製品ラインナップを拡充していくとのこと。
《冨岡晶》
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