富士ソフトと日本マイクロソフト、環境情報見える化ソリューション「FSGreen EMS」提供開始
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富士ソフトと日本マイクロソフトは、2010年3月に両社の協業強化を発表して以来、クラウドとオンプレミスの両分野において、連携してビジネスを展開している。昨年4月からは、住宅、オフィス、店舗、工場を対象に環境情報の見える化を可能にするEMS(エネルギーマネジメントシステム)の実証実験を重ねていた。
「FSGreen EMS」(エフ・エス・グリーン・イーエムエス)は、日本マイクロソフトの小型機器向け開発・実行環境である「.NET Micro Framework」や組込み機器向けOS「Windows Embedded」をさまざまなセンサーに実装した、住宅・オフィス・店舗・工場向けソリューション。情報の集約先として「Windows Azure Platform」を活用することで、スマートフォンやタブレット端末などの機器からさまざまな環境情報をいつでも確認できるサービスとなっている。ニーズに合わせて、さまざまな環境情報を知覚するセンサーと連動し、見える化する対象を増やすことも可能。
両社は、環境情報見える化ソリューションを協業事業の新たな1つの柱と捉え、日本マイクロソフトから富士ソフトへの技術支援、両社によるセミナーやプロモーション活動などを推進。富士ソフトでは、本協業により、「FSGreen EMS」を2012年度に30社、3年後の2014年度までに累計で170社へ導入することを計画している。価格は初期導入費250,000円~(税別)、運用費25,000円~/月額(税別)。
《冨岡晶》
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