住友電工、メガワット級蓄発電システムの実証実験
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このシステムは、再生可能エネルギー源として合計28基のCPV(最大発電量200kW)と、夜間電力や集光型太陽光発電装置(CPV)発電電力を貯蔵するための容量1MW×5時間のレドックスフロー電池で構成、外部の商用電力系統とも連系する。エネルギーマネジメントシステムによってレドックスフロー電池の充放電を制御し、工場の受電量の一定化する。天候に左右されるCPV発電量をレドックスフロー電池で補うことで、太陽光発電の計画運用などについて検証を進める。
また、一般的な蓄電池の機能として、横浜製作所のピークカット運用やあらかじめ設定したデマンドスケジュールとなるよう、電力負荷に応じた放電量の調整も行う予定。
エネルギーマネジメントシステム(EMS)によって太陽光や風力など不安定な再生可能エネルギーと、照明や家電製品など比較的小規模な電力負荷を管理し、一般消費者の視点側から、安定的、効率的な電力制御を実現する。
同時に、工場や企業などの大規模需要家の再生可能エネルギーに対する社会的要請も増しているのに対応、メガワット級の容量、出力を持つレドックスフロー電池、CPVを組み合わせた大規模蓄発電システムを活用していく。
《編集部@レスポンス》
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