妻夫木、「愛と誠」トークショーで「ふざけた映画」発言を反省
エンタメ
映画・ドラマ
注目記事

鬼才・三池崇史監督が、同名人気コミックを映像化した話題作「愛と誠」。主人公の超不良・太賀誠を演じるのは妻夫木聡。誠に献身的な愛を捧げるお嬢様・早乙女愛を武井咲が演じる。豪華スタッフ、キャストが終結し、アクションとドラマが融合した壮大な“純愛エンタテイメント”作品に仕上がっている。
今回のトークショーには、三池監督、妻夫木のほか、石清水弘役で出演する斎藤工が登場。来場者も酒やたばこを自由に楽しむことができる会場で、リラックスモードのトークが展開された。
不良学生・誠を演じた妻夫木は「咲ちゃんは今のままだからいいけれど、僕は14,5年前のことなんで」と劇中の制服姿に恐縮。先日の完成披露会見で「ふざけた映画」と言ってしまったことを反省し、「まれにみる、他に見たことがない映画」と宣伝し直した。最後は「これからはふざけた映画もやっていこうと思います(笑)。よくわからないと言ってしまうのは、どんなジャンルにも当てはまらない映画だから。ひとつのジャンルに留めたくないので、自由に観てほしいと思います」と改めて同映画の魅力を語った。
斎藤も「僕はこの映画、今年の上半期No.1ですよ!」と手ごたえを感じている様子をみせ、「みなさんの感性にお任せして、素直に楽しんでいただきたいです。70年代の文化はエネルギーがあり、魅力的です。30年間もがいてきた自分を解放できました。今の人にこそ響く映画だと思います」と熱く語った。
ふたりとのトークを楽しんだ三池監督は「カンヌ国際映画祭に『一命』が出品されたんですが、この作品は無理!でも、いい映画なんです」と自身の作品を皮肉りつつ、「非難も含め遠慮なく、映画を観ることを楽しんでください」と呼びかけた。
《織本幸介》
特集
この記事の写真
/