国内サーバーの仮想化率、2016年には2割超に……IDC予測
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2011年の国内仮想化サーバー市場の出荷台数は8万9,348台となり、前年と比較して0.4%減少となった。国内での普及が加速しはじめた2007年以降、初めてのマイナス成長となった。原因については、前半は東日本大震災の影響、後半は欧州におけるソブリンリスクの高まりと、これに端を発した急速な円高の進行、欧米および新興国における景気減速傾向、さらにタイ洪水に伴うサプライチェーンの寸断の影響と見られている。
2012年以降はプラス成長に復帰し、2016年までの5年間はプラス成長を維持する見込みで、IDC Japanでは、2016年の国内仮想化サーバー市場の出荷台数を11万3,468台と予測している。また、2016年の国内サーバー市場における仮想化率は、2011年の14.4%から6.5ポイント伸長して20.9%になると予測された。なお、「仮想化率」とは、国内サーバー市場全体のサーバー出荷台数に占める仮想化サーバーの比率。
※[訂正]初出時より発表内容の変更があったため、より正確を期すため、記述・図版を最新のものに差し替えました。
《冨岡晶》
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