【富士通フォーラム2012】バッテリー装置、GPUを搭載可能な2WAYサーバー CX270 S1
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まず取材したのは、「PRIMERGY RX200 S7」という1Uタイプの1WAYサーバーだ。RX200 S7は、背面の電源モジュールが2台挿入できる冗長構成になっているのだが、そのうち1台をバッテリー装置にすることができる。電源モジュールの容量は、サーバーノードを4〜5分程度稼働させることができる。
次に紹介するのは、15日にリリースされたサーバー製品のうち、ハイパフォマーンスコンピューティングにも対応する、高性能、低消費電力の2WAYサーバー「PRIMERGY CX270 S1」だ。このPCサーバーノードは、2Uタイプの「PRIMERGY CX400」にマウント可能なモジュールで、2WAY(2CPU)構成のプロセッサにGPU(グラフィックプロセッサ)を搭載可能となっており、CX250 S1とCX270 S1の2タイプのサーバノードがラインナップされている。
最後にここで紹介するのは、スタンドアローンで機能するバックアップアプライアンス「ETERNUS BE100」である。こちらは参考出品とのことで、製品名も仮称となっていた。
BE100の外観はタワー型PCサーバーのように見えるが、ハードディスクの容量は5TBだそうだ。アプライアンスなので、必要なバックアップソフトウェアがライセンスも含めてすべて用意されている。基本的なバックアップ機能の他、重複排除、災害対策のような機能もまとまっているため、管理用サーバーやストレージを別々に用意してバックアップシステムを構築する必要がない。
「まだ参考出品ですが、年内、できれば秋ごろをめどに製品リリースしたいと思っています。アプライアンス製品なので、ターゲットはSMB(中小企業)となります。オフィス内のマシンルームにも設置できますし、データセンターでの運用も問題ありません。統合バックアップシステムを安価に構築するためのソリューションとしては、最適ではないかと思います」(IAサーバ事業本部ビジネスサーバ事業部オフィスサーバ開発部の山本真紀子氏)
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