日本IBM、企業のモバイル活用を包括的に支援するソフト「Mobile Foundation」発表
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「Mobile Foundation」は、「モバイル対応アプリケーションの開発・実行環境」「クラウドや基幹システムとのデータ連携」「アプリケーションやモバイル端末のセキュリティと管理」の3つの機能を統合した製品となる。
オープンソースの開発統合環境である「Eclipse」を基盤とした開発環境を提供し、JavaScriptやHTML5などのオープンな開発言語によってプログラミングが可能。1つのプログラム・コードから、オペレーティング・システム(OS)や画面のサイズが異なる複数種類のモバイル端末向けのアプリケーションが生成される。対応するモバイル端末向けOSは、iOS、Android OS、BlackberryおよびWindows Phoneとなっている。
また、新規に構築したモバイル・アプリケーションを、既存の基幹業務アプリケーションやクラウドサービスに連携するためのソフトウェアを提供。アプリケーション連携においては、一般的に数か月かけて連携プログラムが開発されるが、Mobile Foundationを活用すれば、数日で連携可能となる。
さらに、モバイル端末の位置情報や導入アプリケーションの種類などを一元的に把握し、端末の紛失・盗難時に画面ロックやデータ消去などを遠隔地の管理サーバから実行することが可能。
なお、アプリ開発・実行環境のみを「IBM Worklight V5.0」としても個別提供する。使用料金は、Mobile Foundationが1,281万4,500円(税別)~、Worklightが495万5,900円(税別)。6月16日からダウンロードにより提供を開始する。メディア・パックでの提供は、7月10日から。
《冨岡晶》
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