Facebook、ナスダックに上場するも終値はわずか0.6%の上昇
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Facebookが株式上場申請文書を再び改定、調達金額は最大で160億ドルに
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Facebookの株は上場の直前に株式上場申請文書を変更し、予想されていたよりも高い38ドルで公開された。初値はそれを10%上回る42ドルまで上昇し、その後も45ドルまで上昇して順調な滑り出しを見せた。しかし、その後は下がり続け、終値は38ドル23セントと、わずか0.6%の上昇にとどまった。
高騰すると見られていた株価が公開価格と同程度の終値に落ち着いたのは、公開価格自体がかなり高価だったことや、公開の直前に公開株式数を引き上げたことが影響したものとみられる。しかし、それでも調達額160億ドルはIT系企業として飛び抜けた金額。これまでの最高額は2004年に公開したGoogleの19億ドルなので、その8倍以上となる。
時価総額も1046億ドル(8兆2700億円)と極めて高額。これは小売り大手のアマゾンに匹敵する金額だ。ちなみに、主な日本企業の時価総額を挙げると、トヨタ自動車が10兆4500億円、NTTドコモが5兆5700億円、三菱UFKフィナンシャル・グループが4兆8000億円など。
《山田 正昭》
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