JCN、自治体向けに防災行政無線の表示プラットフォームを無料提供
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
防災行政無線の音声について、防音性が高い集合住宅などで、屋内だと聞き取り難いといった問題があった。JCNでは、住民がいち早く災害情報や注意事項などを把握し、緊急時に適切な行動を取れるよう、自治体向けにこのプラットフォームを提供するとしている。
本プラットフォームでは、自治体の担当者がPCからウェブブラウザを利用して、専用画面にて防災行政無線の情報を入力するだけで、コミュニティチャンネルのデータ放送のトップ画面に注意喚起音とともに優先的に情報をスクロール表示する。データ放送がオフの場合や、データ放送のトップ画面以外を見ていた場合でも、自動的に画面を切り替える。
6月15日から、千葉市・市川市・船橋市・習志野市・中野区・日野市・八王子市が、JCNのコミュニティチャンネルのデータ放送で、防災行政無線の情報表示を開始する予定。今後、その他のJCNグループケーブルテレビ局においても、自治体と連携し、サービスの導入を推進する計画だ。
《冨岡晶》
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