2012年の国内サーバー市場、 前年比成長率マイナス9.9%……今後もマイナス予測続く
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
2011年の国内サーバー市場は、富士通の「京」が貢献し、2001年以降では初めてのプラス成長(前年比4.1%増)となった。ただし、「京」効果を除外した場合は、前年比4.4%減となっており、実質的には市場の縮小傾向は継続している。
製品分野別では、x86サーバーが前年に続きプラス成長で、ITサービスと通信業向けの出荷が好調。IA64サーバーとビジネスサーバーは、前年から小幅な減少にとどまった。しかし、メインフレームは、2009年から3年連続で、二桁のマイナス成長。さらに2012年は「京」の反動があり、2011年から9.9%の縮小が予測された。2012年のx86サーバーの出荷額は、前年比2.2%減と予測された。
2012年~2016年の国内サーバー市場は、年間平均成長率がマイナス3.5%と、小幅な市場縮小に収まる見込み。2016年の市場規模は、3,918億円になると予測された。
《冨岡晶》
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