スマートハウス、2020年度にHEMS市場は2010年度の74倍に……矢野経済研調べ
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本調査における「スマートハウス関連主要設備機器」とは、HEMS(Home Energy Management System)、スマートメーターといった制御系機器、太陽光発電システム、燃料電池システム、ガスエンジンコージェネレーションシステム、小型風力発電システムといった創エネ系機器、家庭用蓄電システム、V2H(Vehicle to Home:電気自動車等から住宅への電力供給)といった蓄エネ系機器の、計8機器(すべて住宅用)を指すものとなっている。
調査によると、2011年度のスマートハウス関連主要設備機器の市場規模(末端販売額ベース、工事費含めず)は、前年度比117.2%の6,343億円となる見込み。今後も、エネルギー利用の効率化に対するニーズは高まっていくと思われ、市場規模は2020年度には2010年度比で236.7%に拡大すると予測された。
なかでも、導入助成金の交付が2012年より開始される「HEMS(Home Energy Management System)」と、エネルギーを蓄えることができる「蓄電システム」が急成長し、2020年度の市場規模(末端販売額ベース、工事費含めず)は、HEMSが2010年度比74倍の260億円、蓄電システムが2010年度比563倍の450億円と飛躍的に拡大すると予測された。
《冨岡晶》
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