画質を落とさず、ファイルサイズを最大5分の1に!……JPEGminiフォトサーバー販売開始
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現在特許出願中であるJPEGminiの画像最適化技術は、オリジナル写真の解像度、画質、JPEGフォーマット形式を保持しながら、写真のファイルサイズを最大5分の1に縮小することができるというもの。画像ファイルの容量を減らすことができれば、WEBサーバーの容量やデータ転送量を大幅に削減でき、コストメリットに加え、サイトを訪れるユーザーの快適性高めることが可能となる。
JPEGminiを開発したICVT社は、1枚1枚画像をアップロードし、JPEGminiにより縮小された画像をダウンロードできる無料のWEBサービス「JPEGmini」と、Mac環境で使用できる個人向けデスクトップアプリケーション「JPEGmini for Mac」を既に提供している。今回ジャパン・トゥエンティワンが販売を開始する「JPEGminiフォトサーバー」は、JPEG画像を数多く配信しているWebサイトや、スマートフォン向けアプリの連携Webサービスでの利用に適したLinuxサーバー向けソリューションで、Redhat EL 6.2、Ubuntu LTS Server 10.04、SuSE ES 11.4、Debian 6、Amazon Linux AMI 2011.09など主要なLinuxディストリビューションをサポート。
「JPEGminiフォトサーバー」はマルチコアCPU環境を考慮し、1つのCPUで1ヵ月に数千万画素の写真を数百万枚単位で処理できるようにパフォーマンスの最適化が図られているとのこと。インテル社、AMD社製の主要なCPUに対応、2GBのメモリーを搭載していれば最大5千万画素の写真の処理が可能という。Linuxコマンドアプリケーションとしての提供となり、シェルスクリプト等での自動化も容易。JPEGファイルフォルダ、及び下層フォルダの全てのファイルをまとめて処理することが可能で、標準的な画像の縮小機能に加え、画像に添付されたExif情報などのメタデーターの削除や、画像のリサイズも一括処理することができる。
価格は1サーバーあたり年間24万円(税別)とのことだ。
《白石 雄太》
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