ベッカム、“フリーキック”で2試合出場停止[動画]
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問題の試合は6月30日、ベッカムにとってはアウェーとなるスタンフォード球場での対サンノゼ・アースクエイク戦だ。4-3の1点差を追うロサンゼルスが後半の91分(アディショナルタイムは3分)、コーナーキックを放ったところゴール前で選手同士が接触、サンノゼのサム・クローニン選手が倒れる。
ボールはサイドラインから外に出てロサンゼルスボールで再開のはずが、クローニンが起き上がらない。スローインを準備していたベッカムはこれに腹を立てたようで、手にしていたボールを蹴ると、これがショートバウンドながらクローニンに命中した。
距離およそ30メートル、4人の頭越しにボールを蹴って、3人に囲まれて横たわっているクローニンに当てたコントロールに、動画共有サイトでは賞賛のコメントが多数綴られている。
このプレーでベッカムにイエローカード。累積で7月4日のフィラデルフィア戦が出場停止になったほか、今回さらに8日のシカゴ戦の出場停止が処分された。サンノゼ戦での小競り合いの原因となったこと、リーグのイメージを傷つけたことがその理由。動画を見る限り遅延行為が明らかなクローニンには何の処分もなかった。
《高木啓》
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