宇多田ヒカル、過去の卵巣嚢腫摘出手術の苦労話を明かす | RBB TODAY

宇多田ヒカル、過去の卵巣嚢腫摘出手術の苦労話を明かす

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 歌手の宇多田ヒカルが、自身の公式Twitter上で過去に受けた卵巣嚢腫摘出手術についてのエピソードを明かすともに、婦人科の病気に対する偏見についての持論を展開している。

 8日にTwitter上で自身の楽曲「プレイ・ボール」についてのツイートを楽しんでいた宇多田は、その流れで同曲のレコーディング時のエピソードを披露。「『プレイ・ボール』の歌録りは思い出深い。19才、卵巣嚢腫摘出手術から間も無く術後初のレコーディングで、おなかに力を入れるのが怖くて思うように歌えなくて泣いて帰って、翌日根性の再挑戦」との苦労話を明かした。

 このツイートに対し、同じ病気を患いながらも定期健診を受けていないというフォロワーからの返信があると、宇多田は「自分の体、自分で守らないと。ちゃんと検診いかなきゃダメだぞ」とアドバイス。さらに「腫瘍摘出ってもう子ども産めなくなっちゃうんでしょうか?」といったデリケートな質問についても、「膿腫は良性の腫瘍みたいな物で、摘出しても卵巣はそのまま。場合によって卵巣の摘出も必要だそうですが、それでも卵巣はもう一つあるので妊娠・出産は可能かと思います」と真摯に返した。

 こうしたフォロワーとのやり取りに、「女性にとって凄く辛い事だと思うのに、ちゃんと質問にも回答してヒッキー偉いよね」との声が上がると、宇多田は「偉くないよ、なにか婦人科系の病気を患うとすぐ『子供が産めない体』という偏見を持つ人が多いのでこういうことは積極的に話題にしたほうがいいと思う」と持論を展開。この宇多田のツイートには、同じ病気を患うフォロワーなどから「すごく共感する」「同意見です」といった声が寄せられている。

 宇多田は2004年4月に良性の卵巣腫瘍と診断され摘出手術を受けている。

《花》

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