ソーシャルメディアの活用、採用活動には慎重
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
学生調査は、2012年9月7日~9月18日に同社が運営する「en」学生の就職情報2014に登録するモニター学生を対象に、E-mailによるWeb投票画面の配信を行い、562名の回答を得た。一方、企業調査は、「en」学生の就職情報パートナーズNEWSに登録する担当者を対象にE-mailによるWeb投票画面の配信を行い、337件の回答を得た。
学生の現在の活動内容について、もっとも多いのが「インターンシップ」22.6%(前年30.7%)、次いで「就職サイト登録」19.8%(前年16.8%)、「自己分析」11.7%(前年18.6%)の順に多い。
来月の活動内容について、もっとも多いのが「業界研究」18.5%(前年25.3%)、次いで「自己分析」17.3%(前年13.3%)、「企業研究」15.3%(前年18.4%)の順に多い。
ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアの就職・採用活動への活用状況はどうだろうか?
学生は、全体の87.5%がソーシャルメディアのアカウントを保有しており、そのうち就職活動に利用している学生は43.5%(前年43.1%)で、ほぼ前年並みとなった。就職活動にソーシャルメディアを利用する理由は「最新の情報を知る」が71.4%(前年62.7%)で最多となっている。
また、就職活動利用時の役立ち度は、全体の70.9%が「役に立っている」と回答している。一方、就職活動にソーシャルディアを利用していない学生も61.7%が「今後利用したいと思う」と回答している。
企業は、全体の11.2%がソーシャルメディアを採用活動に活用している。規模別では「300名~1,000名」の企業が18.5%ともっとも活用率が高い。ソーシャルメディアを活用していない企業の今後の利用意思は「利用したくない(69.8%)」が「利用したい(30.2%)」を上回っている。利用したくない意見に「管理しきれない。万が一炎上した場合、対処しきれない。」があり、企業側のソーシャルメディア活用は、学生ほど積極的ではないようだ。
ソーシャルメディアの活用、学生44%・企業11%…2014年度新卒採用
《工藤 めぐみ》
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