小学校入学までに身につけておきたいこと…1位「鉛筆を正しく持てる」
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同調査は、2012年1月~2月に全国の年少児~小学1年生の子どもをもつ母親5,016名を対象に子どもの学びの様子と親のかかわりや意識テーマに行った。
小学1年生の時点で幼児期を振り返って、親が子どもに身につけてほしいことを聞いたところ、生活習慣においてもっとも多かったのは、「挨拶がお礼を言える」36.4%、次いで「物事をあきらめずに挑戦することができる」31.1%、「人の話が終わるまで静かに聞ける」27.5%の順に多かった。文字・数・思考においてもっとも多かったのは、「鉛筆を正しく持てる」44.6%だった。
生活習慣と学びに向かう力の関係について、生活習慣が身についている子どもほど「物事をあきらめずに挑戦することができる」「人の話が終わるまで静かに聞ける」「指やおはじきなどを使って、数を足したり、引いたりすることができる」「自分のことばで順序をたてて、相手にわかるように話せる」と回答した割合が高かった。このことより、生活習慣の自立が学びに向かう力や文字・数・思考を支えていることがうかがえる。
《工藤 めぐみ》
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