成層圏からのフリーフォール 10月8日に挑戦
エンタメ
フォトレポート
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【CEATEC 2012 Vol.51】ナビタイムジャパン、HTML5を用いた通信ナビ
-
【木暮祐一のモバイルウォッチ】今、NTTドコモに求められる役割……「CEATEC JAPAN 2012」総括

飛び降りるのはオーストリア出身のフェリックス・バウムガートナー(43歳)。気球につながれたカブセルに搭乗、上空からジャンプ、自由落下=フリーフォールし、最後はパラシュートで着地する。成功すれば、以下の 4つの世界記録を達成する。
(1)最高高度の有人気球飛行:3万6576メートル=12万フィート
(2)最高高度からのスカイダイビング
(3)音速の壁を越える人類初のフリーフォール
(4)最長時間のフリーフォール:約5分30秒
フェリックスは、建造物や地形の高所から飛び降りる「ベースジャンプ」の世界記録保持者だ。7月に行った最終テストでは、高度2万9610メートルからジャンプし、フリーフォールで864km/h、民間の航空機と同じスピードに達し、ニューメキシコ州の砂漠に着地した。
ジャンプ高度の従来の記録は、1960年にジョゼフ・キッティンガーが達成した3万1333メートル(10万2800 フィート)だ。キッティンガーはアドバイザーとして今回のチームにも参画している。
レッドブル・ストラトスの大きな目的の一つは、データを集積し宇宙旅行の安全性を高め、高高度でも宇宙船からの避難を可能にすることだ。その上で、フリーフォールのスピード、ジャンプ高度、有人気球飛行の高度、フリーフォールの時間などの世界記録樹立をめざす。
この様子を日本では、スポーツテレビ局 「J SPORTS」とドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」によって、同日 J SPORTS 3は23時30分より、ディスカバリーチャネルは24時00分より生中継される。両チャンネルが共同で生中継番組を放送するのは今回が初めて。
《高木啓》
特集
この記事の写真
/