蒐集家・上田定緒氏が代々蒐集した古美術品資料を紹介するサイト「Teio COLLECTION」上で公開されているもの。同表では、江戸時代前・中・後期頃に流通していた金・銀貨、銭の貨幣価値や、当時に販売された商品やサービスの対価が、現代の貨幣価値に換算すると幾らになるのかを紹介している。
こうしたデータがまとめサイトやTwitterなどを通じて紹介されると、ネット上では「風呂屋大人132円は安い」「長屋とはいえ、家賃が相対的に安くて羨ましい」「マグロ1尾3300円・・・嘘だろおい」「いやはやこれは面白い」などと興味を示すユーザーが続出。編集家で漫画原作者の竹熊健太郎氏も自身のTwitter上で、「これはいい資料」と興味津々。「刀って165万円もしたのね。現代人が新車買うようなものかな。浮世絵が32文=約500円で、新刊書は約5000円。ここから考えても、黄表紙や浮世絵は今のマンガに相当することが理解できますね」とツイートしている。