上智・明治・立教ら参加の産学協同研究会にて「大学生向け社会人力育成プログラム」完成
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同研究会は、「産」「学」共通の課題を議論することを目的に、2010年7月に発足。参加大学は、「青山学院大学」「上智大学」「東京理科大学」「明治大学」「立教大学」の5校。参加企業は、事務局のベネッセコーポレーションのほか、アステラス製薬など5社。座長は、日本学術振興会 理事長の安西祐一郎氏が務める。
同プログラムは、大学1年次の半期15コマの中で、2つの企業の提示する課題に取組む、グループワーク形式の「課題解決型授業」。社会人力養成の講座を1年次に行う理由として、「入学時の意欲の高いうちに主体性を引き出すこと」「社会を知ることで学びへの目的意識を持ってもらうこと」「大学在籍時に自分が付けるべきスキルを知ること」を挙げる。これら抽象的な概念を、なるべく具体的にブレイクダウンし、講座設計の際の基準としている。
講座では、体験を重視し、グループ活動による演習を中心に行う。15コマの中で2つの企業事例に基づき、実際に業務を担当する社員を招いて学びを深めるという。
《工藤 めぐみ》
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