JAL、日本・アジアから初の直行便となる成田~サンディエゴ便就航
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
サンディエゴ便には、最新鋭のB787-8型機が就航し、週4便ほどの運行が予定されている。また、アメリカン航空とのコードシェア便も予定されており、2013年3月には週7便の運行となるという。セレモニーでJAL会長の大西賢氏は「サンディエゴ便は、運行距離の関係からB787でなければ実現しえませんでした」と述べ、その就航意義として、サンディエゴ周辺にはバイオ、情報通信、医療関係などの産業が発展しており、日本やアジアからのビジネスニーズにも応えるものだと説明した。加えて「サンディエゴは、雨が少なく、全米一と名高いコロラドビーチなどリゾート施設や観光資源も充実しています」と、観光ニーズの掘り起しへの期待も寄せていた。
その後、来賓として成田市長 小泉一成氏らの祝辞が述べられ、テープカットセレモニーに移った。セレモニーには、成田市のご当地キャラ「うなりくん」、成田空港のマスコット「くーたん」も応援に駆けつけていた。
なお、同便には期間限定の特別機内食サービスも予定されている。特別メニューには、サンディエゴと国境を接したメキシコの料理や、佐世保バーガーやAIR吉野家などが用意されるそうだ。
サンディエゴへの直行便は、日本からだけでなく、アジア地域からも初となるもので、アジア新興国からの利用者も見込める。発着30万回をめざす成田空港としては、ハブ空港化にはずみをつけたいところだ。
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