【東コレ2013SS】日常的な素材を”日本人”の感覚で”見立て”た「まとふ」
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通常衣服には用いられないテキスタイルや素材を“見立て”てコレクションを制作。一見カーテンのように、固くごわごわしているように見える生地は、オリジナルで製作し、肌触り良く仕上げた。三角形が連なった生地は使い古されたベルベットのソファーカバーの雰囲気をリネンで表現。ロープで作られた大ぶりのアクセサリーはブラジルで出会ったアーティスト、クラウディア・サヴィッリによるもの。
長着(ながぎ)やワイドパンツ、など直線的なフォルムが多い「まとふ」だが、今回はレースの使用や曲線的なカッティングが見られ、フェミニンさをプラス。全体的に淡い色調で落ち着いた表情でまとめ上げている。
演出は四方に区切られたスペースをモデルが順に回遊するというもの。「なるべく多くの人が間近で見られるように、インスタレーションのようにしたかった。柄on柄、素材on素材など、足し算で服作りをした」とデザイナーの堀畑裕之。
《編集部》
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