学生のインターンシップ、企業側の課題は「学生へのフィードバック」
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調査は、10月2日から10日の9日間、2014年度卒業予定のジョブウェブ会員を対象に実施。321名(慶應義塾大学43名・早稲田大学27名・東京大学20名・京都大学16名・明治大学12名・立命館大学12名・同志社大学11名・大阪大学10名・東京工業大学9名など)の回答を得た。
不満に感じたインターンシップのどこが良くなかったのかを尋ねたところ、「当てはまる」という回答が最も多かったのは「フィードバックを十分に貰えなかった(35.9%)」「やりがいのある課題や仕事を任されなかった(35.4%)」の2点だった。またインターンシップの内容に関しては、「会社説明」は7割強(76.3%)が「あった」と回答した一方、「フィードバック」に関しては、5割弱(47.0%)にとどまっていた。
今回の調査では不満が残ったインターンシップについて、「社員からのフードバックの不十分さ」「内容の物足りなさ」「学生のレベル・意欲の低さ」に関する厳しい意見が多数寄せられた。このうち内容の物足りなさに関する、「会社説明会や一方的な講義のみであった」といった不満は、「インターンシップは5日以上」と明示された2011年の倫理憲章改定以前から比較すると減少傾向にある。しかし「社員からのフィードバック」に関しては倫理憲章改定以前の12卒学生対象調査から変わらず、不満インターンシップの良くなかった点として「当てはまる」と回答する学生が最も多いという結果となっている。フィードバックの手厚さが、参加者の満足度を上げる上で課題となっていることが伺える。
《水野 こずえ》
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