2012年第3四半期 国内サーバー市場、メインフレーム以外はマイナス成長
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2012年第3四半期の国内サーバー市場規模は1,133億円。前年同期にあたる2011年第3四半期から5.9%減少した。出荷台数においても、14万4千台で、前年同期から9.4%の減少となり、製品分野別では、メインフレーム以外のカテゴリーがマイナス成長となった。
メインフレームは、金融業、流通業、製造業向けに大型機の出荷があり、前年同期比プラス2.8%で3四半期連続してプラス成長となっている。IA64サーバーは、通信キャリア向けに大型案件があったが、前年同期の出荷額を下回った。RISCサーバーは前年同期にあった「京」の出荷の反動があり2桁のマイナス成長。x86サーバーは、情報サービス業向けの出荷は好調だが、1,000台を超えるような大型案件件数が、前年同期と比較して減少している。
ベンダー別出荷額では、NECと富士通が同率で1位。NECは、x86サーバーで通信業向けの大口の案件を6期連続して獲得している。富士通はx86サーバーで、金融業、製造業、情報サービス業向けに大口の出荷があった。3位のIBMは、メインフレームで前年同期の出荷額を上回ったベンダー別出荷台数では、NECが1位、富士通が2位となっている。
《冨岡晶》
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