富士通と会津若松市、NHK大河ドラマ『八重の桜』にあわせ、観光ルートの計画支援サービス開始
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「着地型観光」は、観光客を受け入れる地域が、自分たちの持つ観光資源や地域の良さをアピールしながら旅行プランなどを組み立てて集客につなげるもの。会津若松市は、従来から観光を基幹産業の1つとしていたが、東日本大震災以降、原発事故の風評被害により観光客が減少し、観光産業の復興が大きな課題になっているという。一方、2011年6月に観光庁の訪日外国人旅行客受入環境整備の地方拠点に選定されたほか、2013年1月からは会津若松などを舞台にしたNHK大河ドラマ「八重の桜」の放送が開始され、観光客誘客の機運が高まっている。
「Webルートガイド」は、旅行者がWeb上の観光サイトで自分が行ってみたい観光スポットを選択することで、自動車で移動する場合の最適な運転経路のルートを表示するサービス。会津若松市の公式サイトでは、「関連スポットマップ」のそれぞれに「マイルートに追加」「周辺情報」「マイルート作成」「利用規約」という4つのボタンが用意されており、行きたいと思った場所のところを「マイルートに追加」ボタンで追加していき、最後に「マイルート作成」を押すことで、そこまでのルートや周辺情報、イベント情報などを一気に表示できる。
富士通では、会津若松市に本サービスを提供することで、復興支援・社会貢献の一環として会津若松市および会津地域における観光振興を支援するとのこと。
《冨岡晶》
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