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AndroidスマートフォンからDDoS攻撃

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「Android.DDoS.1.origin」のアクセス権限画面(ロシア語)
「Android.DDoS.1.origin」のアクセス権限画面(ロシア語) 全 2 枚
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株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は1月7日、Androidを標的とする新たな悪意のあるプログラム「Android.DDoS.1.origin」を確認したとして警告を発表した。本プログラムは、さまざまなインターネットリソースに対してDDoS攻撃を実行し、犯罪者のコマンドに応じてショートメッセージを送信することが可能となる。インストールされると、偽のGoogle Playアプリケーションアイコンを作成し、ユーザがGoogle Playにアクセスしようとするとオリジナルのアプリケーションを起動させる。

起動されるとリモートサーバへの接続を試み、成功した場合は被害者の携帯番号を犯罪者へ送信し、SMSコマンドを待機する。実行可能なコマンドには、指定されたサーバに対する攻撃やSMSの送信がある。犯罪者からのコマンドに [server:port] パラメータが含まれていた場合はサーバ攻撃の指示であり、指定されたアドレスに対してデータパケットの送信を開始する。コードが難読化されていることが特徴で、同社では第三者による違法行為(競合相手のサイトを攻撃、SMSを使用して製品を宣伝、ショートナンバーにSMSを送信することでユーザを有料サービスに加入させるなど)に利用される可能性もあるとしている。

AndroidスマートフォンからDDoS攻撃、新種トロイの木馬を検出(Dr.WEB)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》

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