小学生高学年から中学1年生がターゲット、安心安全を最優先に……ドコモ「スマートフォン for ジュニア」
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同日、都内で開催された発表会には、同社のマーケティング部 統括担当部長 齋藤武氏が登壇、「スマートフォン for ジュニア」開発の経緯等について述べた。
未成年のスマホ利用意向は年々高まりつつあるが、その一方、親の立場からするとネットでのトラブルや料金面での不安があり、中々子供にスマホを持たせられないという現状がある。齋藤氏は、「キッズケータイは子供っぽくて持ちたくないが、通常のスマホを持たせるにはまだ早い、そんな小学生高学年から中学1年生あたりのユーザー層がエアーポケットになっていた。そこをターゲットに想定したのが今回の端末」と説明した。
そうした経緯の中、同端末は既報の通り、外部サイトでのアプリダウンロードを不可にしていたり、親側でコンテンツ・アプリ・Webサイト閲覧に制限をかけられたりといった使用になっている。特に、深夜帯や学校に行っている間など端末の利用時間帯を制限可能にしたことや、累積利用時間・通話時間を制限可能にしたことは力を入れた部分だそうで、「親子の間で携帯電話の使い方のルールをきちんと決めることに役立ててもらいたい」とした。
また、LINEやTwitterなど未成年の間でも高い関心を集めているSNS系のアプリについても一切ダウンロードできない仕様になっており、「安心・安全を最優先した」とのこと。同様のサービスについてはWebブラウザにもフィルタリングがかけられているが、こちらは親の判断で外すことも可能。
同端末の小売価格は、ドコモの月々サポート割引を適用した場合で1万円台の半ばを想定しているという。同社では、発売時期には更に割引施策等も用意し、年間30万台の販売を目指したいとした。
《白石 雄太》
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