【モテる男講座 第3回】ラブレターに適したちくわはこれだ!
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
では、どんなラブレターだと嬉しいのだろうか。近年はネットの普及で「ラブレター 文面」と検索すれば、完璧なラブレターを作成することができる。逆を言えば、内容では周りのラブレターと差別化できないのである。似たり寄ったりのラブレターでは、顔や財力で判定される可能性が高く、その恋が成就する可能性はラブレターとは関係なくなってしまう。
せっかく書いたラブレターなのだから、絶対に成就させたいはずだ。そこで、「絶対に成功するラブレター」というものを紹介したいと思う。
■女性はちくわが好きである
絶対に成功するラブレターとは実は簡単である。女性が好むものを考えればいいのだ。指輪やネックレス、シュシュなどがそれにあたる。また女性はダイエットに悩むことも多いだろう。ここに答えがあるのだ。
その答えが「ちくわ」、竹輪である。指輪やシュシュと同じく、ちくわには穴があいている。またちくわは高タンパク低脂肪でダイエットにも適している。女性が求めるすべての条件を「ちくわ」は満たしているのだ。念のため知人の女性にラブレターをもらうと嬉しいか聞いたら嬉しいと言っていた。ちくわが好きかも聞いたが、やはり「好き」と言っていた。パーフェクト。つまり、ラブレターの文面を作成したら、その紙を封筒でなく、ちくわに入れればいいのである。
ただし、ちくわにはいろいろな種類がある。その選択も大切だろう。以下は各ちくわに付いて書いてある。ぜひ参考にしていただければと思う。
■普通のちくわ
やはり一般的にオススメしたいのはこのノーマルタイプのちくわだ。古くから親しみがあるタイプのものであり、安心感を相手に与えることができる。またサイズも決して大きくはないので、ラブレターをもらった女性が鞄にしまいやすいという長所もある。相手を気遣う気持ちが、やはりちくわから伝わるのだ。帰りに小腹がすいた時に食べることもできる。
■焼きちくわ
近年は山ガールの出現などアウトドア派の女性が増えている。そんな女性には「焼きちくわ」だろう。ちくわが焼いてあるというアウトドアな感じがよい。また燃えるようにあなたを愛している、という気持ちをちくわから伝えることもできる。さらに焼きちくわは長いので、文面が長くなった時にもオススメしたい。普通のちくわと比べれば2倍長いので2倍の手紙を収納することができる。また小腹がすいた時も普通のちくわの2倍、小腹を満たす長所がある。
■チーチク
チーズが入っているちくわ「チーチク」。サプライズを好む女性にはこのちくわをオススメしたい。穴には手紙が入り、さらにその周りにはチーズも入っている。そのため、そのまま食べてもチーズとちくわの2つが奏でるハーモニーを楽しむことができる。オンリーワンのちくわだ。また他のちくわに比べれば短いので、君との距離を縮めたい、という気持ちを伝えることができる。
■ちくわぶ
地方在住で上京を夢見ている女性にはこれ以上ないちくわではないだろうか。ちくわぶという関東地方の食べ物は、「君の夢を一緒に叶えたい」という意思を伝えることができる。そのため、バンドをしている女子にもちくわぶだ。一緒にメジャーを目指そう、という意味を持つ。夢を追い求める女性にはちくわぶと覚えて欲しい。
■事前調査が大切です
ラブレターを女性に渡すべく、今までに書いた「絶対に成功するラブレター」を作成した。文面をネットで調べ、それを書き写し、「普通のちくわ」に入れた。また「僕らは赤い糸で結ばれている」感を出すためにちくわには赤い糸を結んだ。
それを女性に渡した。「はぁ?」と言われた。どう好意的にその発言を受け止めても、失敗だった。どうやら普通のちくわではなかったようだ。思い出してみると彼女はアウトドア派。焼きちくわだ。どのちくわにするかはよく調べてから選ぶ必要があるようだ。敗因はそこだ。
《地主恵亮 》
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