日立と日本マイクロソフト、サーバ仮想化分野における連携を強化
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
両社は、「Virtage for Hyper-Vソリューションセンター」を同日付で共同開設、2013年度上期(2013年4~9月)でのソリューションの提供開始を予定している。具体的には、日本マイクロソフトの「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V」と、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に搭載されているサーバ論理分割機構「Virtage」を活用したソリューションとなる。今回の連携強化に先立ち、両社は、論理的に分割した独立性の高いサーバ区画(LPAR)上で、複数のサーバ仮想化ソフトウェアの安定的な動作を実現するVirtageの最新技術に、Hyper-Vを適用できることを共同で検証済み。
さらに、日立は、2013年度中に日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」へ「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」を適用する予定。「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」により、クラウドサービス事業者や企業の情報システム部門は、1台の物理サーバ上に複数のHyper-V環境を集約可能となる見込み。日立は、本センターにおいて「高信頼サーバ仮想化ソリューションfor Hyper-V」の提供に向けた検証を継続する。両社は共同プロモーション活動の推進、ユーザー環境での検証支援なども進める。
《冨岡晶》
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