女性が、しかもアイドル界のトップに君臨するグループの人気メンバーが頭を丸めて謝罪するというセンセーショナルな話題に、ネット上ではモノ申すユーザーで溢れている。AKB48などアイドルのオタクを自称する南海キャンディーズの山里亮太は、「え!?坊主!? この世界はどうなってるんだ!?」と嘆き、AKB48の熱心なファンとして知られるマンガ家の小林よしのり氏は、「なんというかもう……素晴らしい! みぃちゃんのAKB48に残りたいという執念と覚悟を、女の命である髪を切ってまで表した態度に感動した!」と絶賛。タレントのフィフィは「ポリティカルなポリシーで丸坊主にしてる人も、治療中であえて剃った人もいる。"丸坊主で反省"って風潮やめません?失礼ですよ。怒」と怒りをあらわに批判する。
そうした声に、先の小林氏は「元々AKB48が嫌いなだけのアンチが『パワハラ』とか、『体罰』とか、最近の流行のキーワードを使って、大ごとにしようと企んでくる」と言及し、「丸坊主のモデルも出てきたし、『髪は女の命』なんて思ってる古風な者はわしくらいのものかと思っていた。でも、丸坊主が『パワハラ』とか、『体罰』とか言うのなら、古風な『良識派』がよっぽど多いのだろうなあ。退屈な『良識派』どもの、クソつまらんバッシングなど、全部わしが引き受けてやる!」と気炎を上げる。
小林氏の言う“古風な良識派”であるかどうかは別として、一方では丸刈りが「犯罪者への刑罰や“見せしめ”を連想させる」と指摘する声や、かつて第2次世界対戦時にナチスに協力した女性への「辱め」の仕打ちを連想するとして不快感を示す声もある。
1日13時現在も、TwitterやSNS等では「丸刈り」「坊主頭」がトレンドワードとしてあがるっている状況。まだまだ議論は続きそうだ。