プレゼンをしている時に鼻水が……鼻づまりが原因の失敗談調査 | RBB TODAY

プレゼンをしている時に鼻水が……鼻づまりが原因の失敗談調査

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仕事やプライベートで鼻づまりが原因で失敗した経験があるか
仕事やプライベートで鼻づまりが原因で失敗した経験があるか 全 2 枚
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 2013年度は花粉飛散の当たり年と言われ、仕事中やプライベートでもお構いなしで鼻炎になるかもしれない時期となった。サノフィとマーケティング・リサーチを展開するアイシェアは、「鼻づまりの失敗経験」に関する意識調査を実施し、500名の回答を集計した。

 まず仕事やプライベートで鼻づまりが原因で失敗した経験があるか聞いたところ、全体で32.4%が「失敗したことがある」と回答しており、3割以上が何かしらの失敗をしたことがわかった。

 どのような失敗をしてしまったのか聞いたところ、「仕事関連(41.6%)」、「プライベート関連(58.4%)」となり、具体的には「プレゼンをしている時に鼻水が止まらなくなり恥ずかしかった」、「スーパーのレジでテーブルに鼻水が垂れた」、「調理の際に味が分からなくなり濃い味付けになってしまった」など、様々な失敗談があげられた。

 仕事面での失敗では、顧客との対面や、会議の多い職種に失敗が多い傾向にあり、「鼻水が垂れた」、「恥ずかしくて鼻がかめない」、「口呼吸になるので口臭が気になる」などの声が多かった。

 仕事やプライベートの時間に鼻づまりになっていて最も嫌だと感じる時はどのような時かを聞いたところ、「息苦しい」が19.1%で最も多く、「口呼吸になり息苦しく集中できない」などの声が多かった。以下、「就寝・起床時(16.6%)」、「スッキリしない(9.1%)」、「人と接しているとき(8.5%)」と続いた。就寝・起床時では、「就寝中に自分のイビキで目が覚めてしまう」など、睡眠が妨げられることによって寝不足になり寝坊してしまったなどの声があげられた。

 これらの声について、秋田大学耳鼻咽喉科准教授本田耕平先生は「鼻づまりによるトラブルは、見た目や口臭の問題だけでなく、実際に仕事のパフォーマンスを落としたり、睡眠に障害をきたすなど日常生活に影響を与えたりするため、思った以上にやっかいな問題となりがちだ。すみやかに適切な対処を行なうことが望ましい」と述べている。

 では、仕事やプライベートで失敗が発生しないようにどのような対策を行なっているのか聞いたところ、「市販の薬を利用する」が53.8%で最も多く、以下、「特に何もしない(20.7%)」、「鼻をかむ(10.7%)」、「医師から処方された薬を利用する(4.5%)」と続いた。

 市販薬の利用率に対して、医師から処方された薬の利用率が極端に低い傾向にあることについて、本田先生は「鼻づまりの原因は様々だ。炎症による鼻づまりの中にも異なる種類の鼻炎があり、また鼻の構造的な問題による鼻づまりもあり、症状によって治療法は異なる。また、花粉症や鼻炎薬の中には、自覚のない集中力や判断力、作業能率を低下させるインペアード・パフォーマンスを起こす薬剤もあるので、医師と相談の上、適切な対処を施すことが必要だ」と述べている。「鼻づまりで失敗」しないためには、一度は医師の処方を受けて適切な処置を行なうのがよいようだ。

調査概要
●回答数:500名
2シーズン以上アレルギー性鼻炎を経験している人
●男女比:男性50.0%、女性50.0%
●年代比:20代20.0%、30代20.0%、40代20.0%、50代20.0%、60代20.0%
●調査日:2013年1月8〜13日
※調査はインターネット上で実施

《高木啓》

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