R-1の11代目王者となった三浦が最終決戦で披露したのは「交通整備のニシオカさん」のネタ。お金を貸してくれと執拗にねだったり、破天荒な言動を繰り返すニシオカさんをユーモラスに描き爆笑を誘ったが、三浦が大学時代に交通整備のアルバイトをしていた際の同僚で、実在の人物をモデルにしたものだという。三浦は、過去には実際にニシオカさんから5万円を詐取されたことがあったことも明かしている。
ニシオカさんをネタにしたのは、そんな過去に受けた仕打ちに対する「復讐」だという三浦だが、そのニシオカさんネタで見事に優勝を勝ち取り、優勝賞金500万円を獲得。三浦の胸中に、ニシオカさんに対する積年の恨みと、今回の優勝に対する感謝の気持ちのいずれが多くを占めているかは定かではないが、13日にはTwitterで「西岡さんがご存命なら、やっぱりお金を返してほしい。今日見てたなら驚いたやろなあ」と、しみじみとツイート。「お金を返して」と、今もなお詐取されたお金に対する執着はあるようだが、どこか懐かしむような気持ちをにじませている。